宿題を片付けに農協へ
家の古い古いもいう使わない農薬や
使い切ったブルーシート、容器などを
農協が引き取るのが年2回。
今日がその日でした。
15年くらい前に亡くなった祖母が現役だったころの農薬と
(というと20年も前だと思う)
父がもう使わなくなった農薬類が
小屋の片隅のスチールの棚の中にずううっと、ありました。
無機質なはずのグレーの棚は
経年で棚板の表面が錆びて、有機化していて
やれやれと佇んでいる感じ。
その中でやっぱりやれやれやっと終わりか、と
数々の農薬さんたちが段ボールの中に収められていく。
古いイチゴの発泡スチロールの育苗箱も
やっと小屋の2階から降ろされました。
農協から来た紙に、
ひとつひとつの名前と残量を書いていく。
農協に着くと軽トラが何台も連なっていて
その荷台にはうちと同じように、
サヨナラするものが多く積まれていました。
最後の列にならんで待つ。
書類を出して、
重さを計って、そして書類を受け取って、
軽くなった荷台と気持ちで軽やかに帰ってきました。
.
父もちょっと気にしていたようで
「あー、すっきりしたなぁ」
と、言っていたので二人分気持ちが軽くなって
あまりの軽さに軽トラが浮くようでしたよ(うそ)。
.
小屋は少しずつ断捨離をしていて
だいぶすっきりとしてきました。
農家の小屋は母屋ほどの大きさもあり、
母屋で使わなくなったものを入れるハコとして機能していることも多い。
御多分に漏れずの、我が家も
ちょっとずつ整理してきました。
そして、処分できずにいた農薬類。
よかった。
宿題をひとつ片づけた気分です。
(次は堆肥置き場の横にあるシート類だよ)
(宿題終わらず)
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